6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)には肝臓の解毒代謝酵素の活性を上昇させる作用があることがわかりました。解毒代謝酵素は発がん物質などの異物を無毒化し、体外へ排出しやすい形に変換する酵素です。この酵素の活性を上昇させることが、発がんの予防につながります。
本わさびは解毒代謝酵素のひとつであるGST(グルタチオン-S-トランスフェラーゼ)の活性を上昇させる作用が野菜の中でもっとも強く、この作用の中心成分は6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)であることも解明されています。
野菜の解毒酵素(GST)活性誘導作用の比較
名古屋大学・大澤俊彦教授らとの金印の共同研究
野菜の体内解毒ピラミッド(イメージ図)
名古屋大学・大澤俊彦教授らとの金印の共同研究